磯で貝拾い
こんな貝をMさんちの近くの磯に採りに行きました。
この地域では「磯もの」と、呼ばれています。
私が住んでいる県北では、この貝は食べないと思うんです。
徳島市内で生まれ育った私が、食べたことが無いのでそう思うんですが
県南から高知にかけて食べるようです。
Mさんが子どもの頃は、夜の暗闇の中、松明を焚きながら
磯へみんなで採りに行ったんだそうです。
昼間は、岩の透き間に入り込んでいて採りにくいんだけど、
夜は、はい出て来ているので採りやすかった?んだろうと言ってました。
本当は、何ていう名前なのかなあ?って、ネットで調べてみたら、
「イシダタミ」なんて、しゃれた名前でした。
他にも「嫁の皿」って、呼ばれているのや
「アマオブネガイ」アマオブネは、海士小船のことだそうです。
・・・とかいろいろありました。
たぶんこれらのものを総称して「磯もの」って、言うんだろうと思います。
これらは、食用として市場に出回っているものではなくて、
土地の人たちだけが楽しみに採って食べるだけのようです。
こんなにたくさん採ってきてしまいました。
見つけるとついつい採りたくなって・・・
塩ゆでして、木綿針でほじって食べます。
美味しいのは、茹でたて・・・・私は「アマオブネガイ」の方が
美味しかったけど
気の毒に時折、ヤドカリが混じって真っ赤に固まってました。
貝以外に海草(土地の人たちはカイノリと呼んでいる)も
採るつもりだったんですが、採るほどは無かったので、やめました。
そのかわりヒジキがたくさん
でもこれは、採ってはいけないのです。
残念・・・