たけし君の個展
これは、何だと思いますか?
そう聞かれて、しばらく画を見つめて
考えました。
たけし君の視点は、とっても豊か
ちょっと視点が、変わると、こんな身近なものが
素敵なアートになる
何の先入観念もなく、素直に物を見つめる目がそこにあります。
初めて地元で、たけし君の個展が開かれました。
たけし君は、自閉症です。
いちばん夢中になれるのは、絵を描くこと
いろんなものをじっくり見て、一生懸命
思い出しながら、画用紙に描くそうです。
たけし君の絵の素晴らしさが認められて、
3年前に神山という街で、開かれたアートイベントに出品。
その時のことは、以前にも記事にして紹介しています。
作品をTシャツやカバン、クロスなんかにプリントすると
とてもステキです。
これは、お母さんが、教えてもらいながら、
たけし君の絵をプリントしてタペストリーにしたものです。
矢印で「コレ」って、書いてあるのは、私が買ったTシャツ
半世紀も生きた私には、もうこんなピュアな心は、
取り戻せないけど、感動する心は、失くしたくないなあって
思いました。
そして、いつかまた絵を描きたいなあ