角島目指して  その3(石見銀山と砂の博物館)

石見銀山(どうしてもいしみと読んでしまう私。
いわみです)とサンドミュージアムに行きます。



2007年に世界遺産に登録された石見銀山
近くを通るので、ちょっと寄ってみようと、思って行ったのですが
ちょっと寄っただけでは、石見銀山を見ることは、出来ないというのが
来てみて、よく分かりました。


ネットで検索し下調べしたものの、どこをどう見たら良いのか
よく解らないままでした。


鉱山の町も含めた銀山一帯、かなり広範囲なため、弁当持参で一日かけて
見て廻るぐらいなつもり。。。せめて半日は、必要かな



銀山の環境を守るために、車、バイクの乗り入れも規制されているため
見て廻るには、徒歩か自転車になります。
残念ながら、今回はじっくり見て廻ることは、無理なので
とりあえず、「石見銀山世界遺産センター」と「羅漢寺」の五百羅漢を見に行くことにしました。

         


石見銀山は、「1526年に発見されて以来、1923年の休山まで約400年にわたって
採掘されてきた世界有数の鉱山遺跡」
です。
当時、世界にも広く知られ、経済に大きな影響を与えたようです。

         


遺産センターは、銀山の概要やその当時の様子を展示や映像で学べるようになっています。

お昼ごはんです。
ちょっとした食堂があって、そば、うどんはあったんですが
ワタクシ、どちらかというとごはん派なので、
売店に売っていた、箱寿司にしました。
しっかりお腹いっぱいになりました。



お腹いっぱいになったので、後一箇所ぐらいは、見ておこうと
羅漢寺の五百羅漢を見に行くことにしました。



五百羅漢は、この石窟の左右にある赤い扉の中に250体ずつ納められています。
銀山で働いて亡くなった人々や祖先の霊を供養するためにと、いろんな人々が寄進して
20年余りの年月をかけ完成したものだそうです。
(写真撮影は、厳禁ということで、画像はありません。)


石窟にかかった反り橋。当時のままだそうです。
なかなか見応えがありました。

        

来た道を再び戻り、仁摩サンドミュージアムに寄りました。
世界最大の一年計砂時計「すなごよみ=砂暦」が、あります・・・・すごい!
外観は、ガラス張りのピラミッド。ちょっと異次元な感じがして、楽しい
映画「砂時計」で、一躍有名になった・・・らしい^^ 
が、ワタクシ知らなかったので、スミンセン

この巨大な砂時計、機械でひっくり返すのかと思ったら、違うんですよ
毎年大晦日の深夜12時に、歳女、歳男108名が、綱を引いて180度
回転させる
んだそうです。
でも良かった。機械じゃ味気ないもんね

一年計砂時計の実物大モデルです。



砂時計の解説に
「砂時計は、時を計る時計では、ありません。
しかし一秒間にわずかではありますが、砂は落ちています。
確実に時は流れているのです」

                 


ロマンチックう〜〜
悠久の時の流れを感じてしまいます。

手前のは、「精密標準時日時計
どうやって、時間を見たら良いのか・・・???


こうしている間も、時は刻まれて・・・
これ以上、のんびりしてると角島に辿り着きそうにないし。。。
サンドミュージアムを後にしたのは、午後2時半頃
今夜の寝場所も確保しなければいけないし、先を急ごう



後は、日本海を右手に眺めながら、ひたすら走ります。