角島をめざして その4(辿り着かない・・・)
「旅に出たら、こんな風景に出会いたかった」
そんなふうに、思わせる風景です。
1〜2輌編成の列車がのんびり走ってくれると
完璧なんやけどなあ・・・・
時計を見ると、4時。
今から、角島まで走っても、着いた頃には、
日もどっぷり暮れているだろうし
暗闇の中で、テントを張るのは、たいへんです。
ここから約10kmほど行った先に
温泉に併設されたキャンプ場があるのを地図で確認して
電話をする。
キャンプツーで、特に一人の時は、
出来るだけ、早めにテントを張って、その後のんびり周りを散策したり
これまで走った道を、思い返したり
翌日走るルートを、どこにしようかって、考えたり
走っている時も楽しいんだけど
こんなキャンプサイトでのひと時も私は、大好き
もう少し誰かに話しかけたりできると、良いんだけど・・・・・苦手
だんだん話しかけてくれる人も少なくなってきてるから、自分からって
思ってたけど・・・・あかんかったあ
テントを急いで張り、日本海に沈む夕日が見たい、夕焼けだけでもと
20分ほどバイクを走らせた・・・6時前くらいだったかな?
残念ながら、分厚い雲に覆われて、西の空は灰色一色でした。
その代わりでは、無いけど
こんなしましまの巨大な地層がありました。
ホルンフェルス断層って、言うんだそうです。
ちょっと明日のお天気が、心配
温泉に入る前に、中のレストランで、食べたコロッケ定食です。
周りを気にしながら、携帯で撮ったのでぼやけてますが、
かなり、うまかった!!
はしゃぐ子どもたちも静かになって、
語らう大人の声も、遠くなり眠りに落ちて・・・・・
・・・・ポツ ポツ ポツという音で、目が覚める
時計を見ると、4時すぎ 雨音?
あ〜〜 やっぱり雨かあ(ため息)
さっさと角島に行っときゃ良かったなあ・・・今更遅いか
夜が明けて、雨は本降り・・・こりゃあ 雨の角島かなあ しゃ〜ないなあ
あきらめ半分、小ぶりになるのを見計らって、テントをたたみ、荷造り
止む気配も無いので、雨の中を走り出す
角島まで、あと約100km