角島をめざして・・・・終わり

さて、前回の問題の答えですが

「こっとい」と、読みます。

そんなんどう考えても、読まれへんし・・・・
地名は、その土地の歴史や云われ、風習などが元になっていることが多いので、
どうしてこんな地名になったのか紐解いてみるのもおもしろいかもしれません。



ちなみに特牛は、この地が、昔牧畜が盛んで、牝牛のことを土地の言葉で
「コトイ」と言うらしく、そこから来てるというのが、有力な説のようです。


旅の最後のキャンプ地は、しまなみ海道のなかの大三島です。
翌日には、徳島に帰ります。できるだけ近づいておきたかったので
ちょっと無理をします。

           



秋吉台を通り抜けて、中国道広島市あたりで山陽道に入って
途中どっかでお腹空いて、遅い昼食


山陽道からしまなみ海道に入った時には、もうすっかり日は、落ちて
西の空だけが、白く余韻を残しています。



日が暮れてしまわないうちに、大三島に着きたいと思って頑張ったけど、
大三島に着いた時には、すっかり夜の闇の中。。。やっば(・。・;
ただでさえ方向音痴な上に、夜になるとなお更、感覚が狂ってしまう
少々不安にかられたけど、小さな島なので、
道はそれ程複雑じゃなかったから助かりました。



予定していた、キャンプ場を探し当てたんですが・・・・
だ〜〜〜れも居なくて、真っ暗闇で、し〜〜〜ん
さすがに、気味が悪いので却下



インターを下りたすぐの所に、もうひとつキャンプ場があって、
よく見ると、一組だけ家族連れがテントを張っていたので
そこにこそっとテントを張らせてもらいました。
8時を少し回っていたと思います。


コンビニで、買ったつまみとチューハイで、
最後の夜、ひとりしみじみと頂きました。


夜が明けて
外を見ると、穏やかな瀬戸内の海が、拡がっていました。
もう旅も終わりです。
少し、島の中を見てから、一路徳島へ


しまなみ海道生口島大三島を結ぶ多々羅大橋



こんなりっぱな神社がありました。参拝する人もいない早朝
し〜〜んと静まり返って、厳かな雰囲気を漂わせていました。
各地にある三島神社の総本山なんだそうです。



広い境内の正面に樹齢2600年と言われる大楠



観光案内の看板に、ひょうたん島って、かいて矢印があったので
これかな?って、思ったんだけど
後で、調べたら、どうもひょうたん島じゃないみたいな・・・・??



仰々しい屋根がついた桟橋


ざっと見て廻って、大三島を後にしたのは、朝9時前
後は、ひたすら帰るだけ

吉野川SAで、休憩していると、はじめて
ご夫婦で、アメリカンに乗っている方が、話し掛けてきてくれました。
大阪から三泊三日。別府までのフェリーで一泊して
阿蘇を走って、湯布院と道後で、泊まって淡路島経由で、帰るところだと言ってました。



最近、話しかけてくれる人も少なくなってきたので
嬉しかったです。



今回は、道を訊ねる以外は、ほとんど
言葉を交わすことが、ありませんでした。
一度は、自分から話しかけてみよう・・・なんて、目標にしてたんだけど
その勇気が、出ないまま終わってしまいました。


ただただのんびりと、過ごした四日間でした。
ありがとうございました。