信州へ・・・迷いながら

三日目 美が原〜安曇野ちひろ美術館」へ

急勾配のヘアピンカーブをぐるぐると繰り返し、標高2000m。
やっと辿り着いた山のてっぺんに、車なら数百台は駐車出来そうな
だだっ広い駐車場を備えた、美が原高原美術館がある

野外展示場に、たくさんの彫刻が展示されていて
面白い風景

見渡せば、遙か向こうに日本アルプスの峰々が連なり、残雪が光っている
裾野は、雲に覆われ海原のよう・・つまり雲海?すごい!初めて見た!w(゜o゜)w

そう思ったのもつかの間、どんどん雲は、動いて、すべてを覆い尽くし、
あっと言う間に見えなくなってしまった



もう少し早く来れば良かったなあ



美術館は、入らず
ここから少し離れた所の牧場に行くことにした





見渡す限りの草原が続く
牛たちがのんびりとたたずみ、通り過ぎる人を横目で見ている。
このだだっ広さは、何とも言えず気持ちが良い

   



てっぺんにホテルがある。そこの泊り客を送迎しているバスが、草原の真ん中を走る
一般車両は、進入できない。


   
美の塔・・・霧が出た時、位置を知らせるために、鐘を鳴らして登山者の安全を見守る。






もっと眺めていたかったけど
再び、ぐるぐると下山。
松本市街を通り抜け、安曇野に向かう



山を下りたところまでは、良かったけど
市街地に入ると、まただんだんと、何処を走っているのか
分からなくなってきて、お腹は空くし、焦るし・・・



何度となく、地図と見比べながら、やっと近くまで辿り着き
遅めの昼食
信州ということで、蕎麦を頂ました。


勘定を済ませ、出ようとすると、店の若い男の子が
「ツーリングですか? 僕もバイク乗ります。気を付けて良い旅をして下さい」と
声をかけてくれた。
・・・・なんか、うれしいなあ!!・*:.。☆..。.(´∀`人)



長閑な田園風景と独特の道祖神が数多くあることで有名だけど、
今回は、ちひろ美術館だけで、終わってしまった。





岩崎ちひろのふわっとしたタッチの絵が好きで
ぜひ訪ねてみようと決めていた
そして、よくある記念館のようなものを想像していたけど
意外にも広くて立派なのに、驚いた。




   

広々とした芝生の庭で、訪れた人々が、のんびりと過ごしている
その向こうに、長閑な安曇野の田園風景がある


    

 

ちひろの幼子に向ける優しい眼差しと、平和を願う思いが
伝わり、胸が熱くなった。


文庫本を3冊買った。バロさん、見ても分からないでしょう?



ちょうど美術館の隣に、温泉があったので
入って、出てきたら4時を回っていた。

迷わずスムーズに行けば、明るいうちにキャンプ場に
帰り着くと思うけど

じぇ〜〜ったい 無理!
明るくても迷うのに、暗くなったら、とんでもない!



何とかせねば・・・・と、気は、焦るけど・・・何とかなるものでもなく
案の定、何処を走っているのか、分からなくなってきたあ



あ〜 やばいやばい(〃゚д゚;A アセアセ…
夕闇が迫ってきてるしー
自分のテントに、戻れるのかなあ???・・・少々不安が・・・(@_@;)


通りがかりのGSで、道を尋ね、やっとの思いで
キャンプ場に、帰り着いた時は、もう夜の帳が下りて
管理人のおじさんも帰った後だし、もう一組のファミリーも撤収して、いないし
自分のテントだけがぽつんと淋しげに待っていた。o( _ _ )o










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